オープンソース・ソフトウェア情報サイト

vtigerカスタムモジュール作成事例(その1)

忙しさにかまけて更新を怠っておりましたが、最近作成させて頂きましたカスタムモジュールの事例をご紹介させて頂きます。

vtigerCRMのモジュール作成方法としては下記の二通りがありますが、今回の新規モジュールとして作成した事例となります。
・vtigerのお作法に則り、新規モジュールとして開発する。
・vtigerの標準モジュールをモディフィケーションする。

お客様のお問い合わせ管理を行う場合、vtiger標準ではサポート依頼モジュールへ問い合わせ内容を入力するか、メールコンバーターを使用しメールBOXからチケットを生成しますが、顧客企業と顧客担当の制御がいまひとつです。
また0SSのチケット管理システムである「OTRS」や「OSTicket」などを使用する手もありますが、チケット管理に特化しており、後に顧客管理へと拡大したいとなった場合に問題となってしまいます。

その為、今回はvtiger6.1に新規でモジュールを追加する方法で実践することと致しました。

まずは既存のメールサーバーからメールアドレスをキーとして、お問い合わせ管理モジュールに問合せ内容を取り込み、対応内容ごとにチケットを生成します。各問合せに対し、初回は担当者アサインを手動で行い、以降はその担当者の問合せとして管理されます。
inquiry01

ticket01

お客様のデータが既存システムに存在する場合、REST API経由でモジュール内に情報を表示されるようになっております。
inquiry02

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント